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2010年7月25日 (日)

医療を支える関西オカンの会

昨日は、シンポジューム「患者力2」http://kansai-okan.com/shinpojiumukanjaryoku2inosaka.htmlに行ってきました。
朝日放送元アナウンサー関根友実さんがやっている、医療を支える関西オカンの会http://kansai-okan.com/、この会のイベントです。
僕は、ボランティアで関わっています。
パネラーは、勝谷誠彦さん、医者出身の民主党参議院議員梅村聡さん、奈良医大救命医療小児科担当の医師西尾健治さん。
そして、特別ゲストが、フォトジャーナリストの今枝弘一さん。
第一部は、民主党の医療行政について、梅村さんに聞くと言った内容で、勝谷さんの独壇場でした、菅さんには失望したけど、梅村さんがいるなら応援し続けよう、そう思わせる議論でした。
そして、第二部、今枝さんの奥さんは、去年劇症心筋炎で亡くなった亀山房代さん。
亀山さんは、深夜、突然苦しみだしたそうです。今枝さんは、日本有数の戦場カメラマン、心臓マッサージをしながら、娘さんに119番してもらったそうです。ところが、受けた救急隊員が、「詳しい、患者のいる場所を教えてくれないと、救急車を行かせられない」と言ったそうです。そらそうや、思うでしょ。違うんです、娘さんが住所、電話番号とも言ったのに、取り合ってくれなくて、大人を出せと言ったそうです。今枝さんは心臓マッサージ中。手が離せない、でも大人を出せ。
仕方なく電話に出ると「地図を出して下さい」「すぐには出せません」「地図で付き合わせをしないと、場所が分かりません、地図を探して下さい、でないと曖昧な指示で救急車を出せません」「地図、無いです」「お住まいの町内の入り口のお店は○○ですよね」「そうです」「その隣は××ですよね」「そうです」
こんな付き合わせが延々続き、今枝さんは、「こんなことしてたら、死んじゃいます」と言って一度電話を切ったそうです。
心肺停止から数分で、脳がだめになっていきます。もう、ここで15分。
その後、「地図、見つかりましたか」という電話があり、救急車を出してくれたのが電話してから30分後。
ご自宅からすぐのところから救急車が来たので、出動要請から2分ほどで来たそうです。
救急車の中で必死の救命作業が行われ、病院に着いたのがそれから30分後。
亀山さんは、日ごろから体に気を付けておられて、毎日6キロ歩き、腹筋し、お腹は3つに割れているほどだったそうです。
それから、脳死状態で2週間、生きていたそうです。
病院の医師によると、すぐ救急車が行っていたら、間違いなく助かっていたということだったそうです。
ちなみに、電話の救命隊員が誰かは教えてもらえないそうです。
今枝さんの話に、会場の各所ですすり泣きの声が聞こえていました。
この話を受けて、大阪の救急隊員さんが、心臓マッサージや電気ショックの機械の使い方を教えて下さって、その後、パネラーでの議論になりました。
大阪の救急隊員さんの話では、大阪では、電話を受けてから、現地到着、病院到着は、つねに記録されていて、時間がかかっていると、その理由究明も行っているということでした。
「大阪では考えられない事態です」ということ。
そうそう、今枝さんの当時のお住まいは鎌倉市でした。

終わってから、お手伝いをしたメンバー20名で、食事をしながらいろんな話をしました。勝谷さんと今枝さんは20年以上前、戦場を取材で駆け回った仲間、当時の話、興味深かった。11時ころお開き。

関根さんは「燃え尽きた」と一言残して、帰って行きました。
前回もそうでしたが・・。

さあ、第三回へ。

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コメント

亀ちゃんと親しかった朝日放送の三代澤康司アナは
「娘に九九を教え終わってホッとしたところで倒れた」
と話していたそうです。
まだ小学生の娘に深夜に勉強を教えることはないでしょう
から、どちらの話が本当なんでしょうね?
ただ、119番したのが夫ではなく娘さんという部分は共通
していますから、これは事実と思われますね。

投稿: 通りすがり | 2013年3月10日 (日) 02時22分

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